馬場正洋さんは金沢市の浅野川の上流
湯涌温泉に通じる湯涌街道の途中
金沢市浅川町で野菜栽培に取り組んでいらっしゃいます
馬場さんは「いしかわ耕稼塾」で1年間研修を受けた後
エコファームの奥野さんの所で足掛け3年間
技術の習得に努力してこられました。
基本的には奥野さんと同様、農薬、化学肥料を使わず
土壌管理に重点を置いた農法を実践しされています。
肥料には土壌微生物の活性化を目的として開発された
サナ社製の有機配合肥料のほか、豚糞を使った
籾炭※を使用しています。
水は、地下水が出るのでそれを利用しているそうです。
市内から車で走ること20分、医王山の山々に囲まれた
のどかな田園地帯。
ここは2008年に浅野川の決壊で水没した地域です。
それをきっかけに稲作を放棄した地主さんから土地を借り受けて、
3年前から野菜の栽培をされています。
ビニールハウス5棟と露地栽培を含め、42アールの広さです。
今回メロンを提供していただくことになりましたが、
トマト、なす、胡瓜、おくら、ピーマン、人参など、
種類は多岐に渡っています。
アスパラが育成中で、来年か、
さ来年くらいには出荷していただけそうです。
馬場さんが栽培されているメロンは
「石川アールス」という品種で、
いわゆるネットメロンです。
昨年、他の店舗で馬場さんの無農薬栽培メロンを見つけ、
とても美味しかったので、
ぜひ当会でも扱いたいと連絡先を探し出しました。
お話を伺うと奥野さんの所で研修されてい
たということがわかりびっくり。
今年の春から交渉し、ようやく願いが叶って企画できました。
5月上旬に苗を植え、5月下旬に受粉
(馬場さんが刷毛を使って受粉されたそうです)、
6月に袋かけ、そして現在(7月中旬)、
大きさがほぼ完成したのでこれから熟成期に入ります。
メロン作りのポイントは、水の管理。
玉の大きさが9割くらいになるまでは水分をたっぷり与えるのですが、
その後は甘くするために水を断ち、20~25日間熟成させるそうです。
実に袋をかけるのは、色目を良くするためだそうですが、
この袋のおかげで、葉につく油虫も防いでくれるそうです。
袋をかけると実に日が当らなくなりますが、
葉に日が当たっていれば光合成ができるので、大丈夫だそうです。
(取材:スタッフ田村、澤田、西村)
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