米・野菜

土づくりにこだわった有機野菜

市販の野菜には見た目や大きさを揃えるためにさまざまな農薬が使われています。その結果、スーパーの棚には色も形もそろった、きれいなぴかぴかの野菜が並んでいます。
しかし、農家の中には出荷用の野菜には農薬をかけるけど、自家用には使わないという人がいます。それは農薬の怖さや、虫食いのある野菜のほうがおいしいということを知っているからです。
野菜の味は土で決まるといっても過言ではありません。弱った土に予防薬や栄養剤や消毒剤などを与えるという、化学肥料や農薬で管理された畑からは、ほんとうにおいしい野菜はできません。
当会と提携している生産者は野菜のおいしさを引き出すための「土壌づくり」にこだわり、農薬に代わる安全なさまざまな工夫で病気や害虫から作物を守っています。健康な有機質の土壌づくりには微生物の力も借りています。

農薬や化学肥料を使わないで栽培された作物は、形や大きさが不揃いだったり、なめくじや蛾の幼虫がいることもあります。採れたものを無駄なく食すために、
割れたものや一部をカットしたものもお届けすることがあります。また、天候の変化で予定どおりに生育せず、注文通りに届かないこともあります。
でも、オーガニックな食べものをいただくということは、自然と向き合うことなのです。工夫と手間をかけて育てた米や野菜に、
「安全でおいしい」ものを食べてもらいたい」という生産者の思いが詰まっています。自然のおいしさをいただく「オーガニックライフ」を楽しんでください。