6月23日(土)に輪島の川原農産を訪問し
梅の実の様子や生育状況についてお話を伺ってきました。

加工場からは少し離れた山の中に梅林はあり
今回は川原農産専務の川原伸章さんに2つある梅林の内の
一つに案内していただきました。

車を止めた場所からは徒歩で、
急な山道を10分くらい登った所に梅林が広がっていました。

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梅は約30アールで、梅以外には栗とりんごを栽培され、
全体では2.7ヘクタール位あるそうです。

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今年は雨が少なく、生育が遅れており
梅の実は青くて、まだ小さく
収穫はまだ2~3週間はかかりそうでした。

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川原さんの栽培している梅の品種は石川1号です。

梅を作る上での一番の問題は虫が多くつきやすいということで、
話を伺っている時もたくさん虫が飛んできていました。

川原さんの梅林は自然のままに
梅の木が植わっているという印象でした。

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川原さんは、「自分の子どもにも食べさせるものをお客さんへ届けたい」
という考えから、梅は皮ごと食べるので
農薬を使わないで栽培していらっしゃいます。

農薬を使わないことで、生産率(歩留まり)は落ちるのですが、
金沢オーガニッククラブ以外には市場に出さず、
自社でジャムやシロップなどの加工用に使うので
少々傷のあるものや虫くいのものも全部使えるので問題ないそうです。

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川原さんの梅へのこだわりは「酸味」と「香」のバランス。
あまり早すぎると酸味が強くなり、香りがなく、
また熟しすぎると酸味が弱くなってしまいます。

従って、出荷の際にも青い実と少し黄色い実とを混ぜて、
酸味と香りのバランスをとっています。

虫くいの少ないものを選んで出荷されているそうですが、
黒い斑点がついたものも一部あるかもしれませんが、
少しこするように洗えばとれるそうです。

その日は梅の話だけにとどまらず、最近増えている米の請負など、
いろいろなお話を聞かせていただきました。

情熱を持って取り組んでいる姿がとても印象的でした。

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川原さんご夫妻と訪問したスタッフで記念撮影。

(取材:田村、相馬、和田、平岡)

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